【開催報告】「社会福祉HERO’S TOKYO 2020」開催!
2021.06.22
2021年5月19日(水)、昨年新型コロナウイルス感染症拡大の影響で延期していたイベント、「社会福祉HERO’S TOKYO 2020」をオンラインで開催しました!
3回目の開催となる同イベントでは、厳正な審査のもと選ばれた社会福祉に携わる7名のヒーローたちが、地域での活動や仕事(介護・保育・障がい者支援等)への想いをプレゼン。
今回はオンライン開催のため、登壇者はリモートで参加しました。
大学教授や、介護・福祉の分野で活躍する若手実践者などの審査員と、未来の日本社会を支える大学生らの投票で、最も票を得た上馬場鉄也さん(光陽福祉会)が、「ベストヒーロー賞」を受賞しました。
≪登壇したヒーロー7名 (プレゼン順)≫
社会福祉法人聖徳会(大阪府)杉原 圭祐 氏
【みんなが主役の「居場所づくり」でコミュニティを再生するヒーロー】
介護予防教室を拠点に、地域課題の解決に取り組んでいます。参加者同士で協力して行う「コミュニケーション麻雀」、「バスツアー」、リタイヤした男性を地域に巻き込む「男の料理教室」などのプログラムを、参加者、地域住民やボランティアと一緒につくり、みんなが主役になれる居場所づくりを実践しています。
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社会福祉法人和幸園(青森県)高橋 恵理 氏
【みんなをつなぐ「ソーシャル保育」で子育てしやすい社会をつくるヒーロー】
地域子育て支援センターで、孤立しがちな子育て中の保護者をサポートし、子育てしやすい地域づくりに取り組んでいます。支援センターの活動ができないコロナ禍でもYouTubeを活用して歌や手遊びを発信。子育て家庭、子どもに支援を続けています。
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社会福祉法人元気村(埼玉県)佐々木 潤 氏
【障がい者を社会の力にする就労支援を実現するヒーロー】
障がいのある人の就労をサポートし、自立を目指して支援をしています。また、自立に必要な「自分で誰かに助けを求める力」を身につけるための支援など、それぞれの個性に合わせた支援を実践。障がいのある人が社会の力になり、活躍する姿を社会に伝えるべく、活動に取り組んでいます。
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社会福祉法人共生の里(山口県)清末 將斗 氏
【音楽×福祉で「生きる」をソーシャルワークするヒーロー】
障がいのある人の自立を支える中で、音楽を活用して利用者の「生きる」を豊かにしています。児童養護施設で育った子ども時代、ボランティアに参加したことで福祉の魅力に惹かれ、福祉の世界へ。自分にとっても生きがいだった音楽と福祉を掛け合わせることで社会福祉の可能性を広げています。
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社会福祉法人多摩同胞会(東京都)福本 美希 氏
【介護保険制度の枠をこえボランティア活動で地域をつなぎ直すヒーロー】
介護保険制度では叶えられない利用者一人ひとりの夢や楽しみを実現するプログラムに、地域のボランティアと一緒に取り組んでいます。気持ちを豊かにする支援を通じて、一人でも多くの人が「人生満足」と思えるような、支え合いの社会の再構築に挑戦しています。
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社会福祉法人福寿園(愛知県)瀧 勇士 氏
【福祉×ICTで施設を「我が家」に変えていくヒーロー】
限りある職員で入居者の生活を豊かにしようとする取組のなかで、遠く離れた人と会話をすることができる「回想フォン」を導入。入居者の生きがいや楽しみを創出しています。施設を入居者にとっての「第2の我が家」に変えるべく、ICTを活用して入居者のQOLを上げる取り組みを行っています。
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社会福祉法人光陽福祉会(鹿児島県)上馬場 鉄也 氏
【障がい者×アートでみんなが輝ける楽しい社会をクリエイトするヒーロー】
障がいのある利用者の個性を活かしたアート活動を行い、作品の制作、販売やイベントを行っています。障がい×アートのプロジェクトを通して、障がいの有無にかかわらず一人ひとりが自分らしく輝ける社会づくりに取り組んでいます。
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イベント全編・ヒーロー7名のプレゼンは“MOVIEページ(YouTube)”よりご視聴いただけます。