うちの法人は、香川県小豆島にあり、職員は129名。法人内で出会った人で仲良くなり、そこからお付き合い、結婚へと発展することもしばしば。結婚して子供ができても同じ法人なので仕事内容をお互いが理解し合えて安心です。

最近結婚したカップルから先輩カップルまで、「出会い」について聞いてみました。

Q１.どのように出会ったのですか？

中野夫婦「現在働いている社会福祉法人サンシャイン会で出会いました。入職したのは半年差です。同じ高校の先輩、後輩ですが社会人になって初めて話をしました。当時はお互いまったく意識していなかったですね。」

村本夫婦「特別養護老人ホームのユニットで私が先に入職していて主人が後から入ってきました。たまたま誘った女子ばかりのクリスマス会に主人が来たことで休みの日など遊ぶことが増えました。バレたらいけないので、めっちゃ興味のないふりをしていました。まだバレていない時に、たまたま島をドライブしていたら同じ法人の職員とすれ違い、急いで隠れるも隠れきれずそれで付き合っているのがバレてしまいました（笑）」

畝木夫婦「特別養護老人ホームという介護の現場で知り合いました。ユニットの集まりなどで食事に行くことがあり、プライベートでも食事や釣りに行くことが増え、そこで付き合うきっかけになりました。」

川西夫婦「同じ法人内で軽費老人ホームの職員と給食の栄養士であり、仕事で接点があったことと、入職したのが同期で、関わることが多くありました。」

Q３.結婚までの道のりについて教えてください？

中野夫婦「僕は趣味と友人が優先でした。２人で旅行に行くこともありました。今回の福祉カップルズに出ているメンバーのなかでは一番交際期間が長いのではないかなと思います。（交際期間は秘密です。）

村本夫婦「内緒にしていたので、小豆島から海を渡って高松などに遊びに行く際も別の船で行ったりしていました。付き合ってちょうど１年で籍を入れました。お互い実家暮らしで早く実家を出たいのもあったのでいい機会でした。」

畝木夫婦「付き合って１年で結婚に至りました。」

川西夫婦「複数の知人と一緒に遠出をしたりしていました。ふたりでよくプライベートや仕事の話をすることが多くなり、付き合うようになりました。付き合って１年以内に結婚しましたが、一緒に仕事をしている期間も長くお互いのことをよく理解していたので付き合った期間が短かったとは感じていません。」

Q４.仕事と家庭の両立はどのようにしていますか？

中野夫婦「まわりの人に助けてもらってます。」

村本夫婦「お互いに不規則な勤務なので子供がまだ小さいから私がパートになり、保育所の送り迎えをしています。」

畝木夫婦「お互いの両親の協力のもと両立することができています。」

川西夫婦「家族に協力してもらうとともに、仕事は早く帰るようにして、お互いが育児に協力しあえるように心がけています。」

Q６.社会福祉の仕事の魅力はどのようなものがありますか？

中野夫婦「いろいろな人にかかわることができる仕事です。小豆島ならでは、でしょうが、ご利用者が友人のおばあちゃんだった、小学生の頃の恩師だったりします。そんなつながりも面白いです。」

村本夫婦「人生の大先輩からたくさんの事を学べたり、人と人のかかわりある仕事なので刺激があります。」

畝木夫婦「安定していることです。」

川西夫婦「人の気もちに寄り添うことができる楽しい仕事。人同士のかかわりであるため達成感があります。」

Q７.なにかおふたりのエピソードがあれば教えてください？

中野夫婦「妊娠中に出血があって早退したことがあります。周囲に迷惑をかけると思い、辛かったですが『僕が残ります』と主人に助けてもらったことがあります。家庭だけでなく仕事でも助けてもらえたことに少し安心したのを覚えています。(妻談)」

村本夫婦「夫婦で仕事のお昼は弁当を持って行っていて、基本私が作っていますが、たまに旦那がつくってくれた時は量が少なく、こっそりおかずを追加して持って行っています（笑）。また寝坊したときは冷凍食品を持って行きます！冷凍食品様様です！(妻談)」

川西夫婦「あまりにも性格が違いすぎるので、この人とは絶対に結婚することはないだろうなとお互いに思っていたことを結婚後に知りました。」

法人内結婚率が高い理由。。。それはサンシャイン会の温かい雰囲気が仕事のやりがいにつながり、小豆島という自然豊かな環境がさらに後押しし、結婚率を上げることにもつながっているのかもしれません。

法人内結婚率が高い社会福祉法人。サンシャイン会に入ってみるとその理由がきっとわかるはず。

以上、香川県小豆島より、うちの法人のご夫婦取材でした。取材へのご協力、ありがとうございました！