【#FUKUSHI COUPLES】〜のんびりワールドな二人
群馬県 執筆者 ガオ 2019.11.01
~のんびりしながらも、強い絆で結ばれている二人です~
夫のTさんは、デイサービス主任。ご利用者から信頼が厚く、ご利用者とケアマネジャー、職員との架け橋的な役割を担っています。仕事に対し責任感が強く、たまに空回りしますが頼りになる主任です。
妻のAさんは、デイサービス「プチ希望館」のスタッフ。ご利用者の直接支援をメインに仕事をしています。パートさんからの信頼も厚く、愚痴や意見を聞いて主任に報告してくださいます。また、仕事の改善点などの提案もよくしてくれる頑張り屋さんです。料理は勉強中です。
そんなご夫婦の出会いについて、夫のTさんにインタビューしました。
Q:出会いは?
夫:妻が入職した当時は、特別養護老人ホームの4階と3階で部署が違ったので、“大人しい感じの子だなあ”“個性が強い人だなあ”というのが、お互いの印象でした。それが法人内で同じ資質向上委員会(職員の資質向上のために、職員研修や接遇マニュアルの見直しなどをする委員会)になり、「希望館の教科書」(希望館の基本理念「愛と奉仕」の精神を実現するための職員共通のバイブル)を見直すという業務を2人で担当することになって距離が縮まりました。
その後デイサービスで一緒の部署になったことで、お互いをよく知るようになり、妻に対しては“一緒にいると気を張らなくていい、ありのままの自分でいられるなあ”私に対しては“大らかで心が広く安心して一緒にいられる!”という気持ちにお互い変化しました。その後は自然に…♡
Q:結婚いつ?
夫:2018年.10月25日に入籍と引っ越し、2019年4月14日に結婚式を挙げました。妻の妹がベールダウンをしてくれた姿に、胸が熱くなりました。
Q:結婚までの道のりは?
夫:交際期間は1年程でしたが、この1年の間にお互いの父親が入院・・・。お見舞いも一緒に行き、支え合いました。結婚式も出られるのかハラハラしましたが、私の父は治療を1か月遅らせて何とか出席。2人とも出席してもらえて本当によかったです。いやぁ、濃い1年でした!
Q:仕事と家庭の両立は?
夫:お互い正規職員で共働きなので、分担しています。ゴミ捨て、お風呂・トイレ掃除、食器洗いは夫の私がしています。料理、そのほかのことは妻がしてくれています。今は部署が違いますが、同じ法人内ということで、仕事については理解し合えることがメリットだと思います。
Q:休みの日は何してる?
夫:午前中は掃除に洗濯、あとは買い物に行ったり、お互いの実家に行ったりしてのんびり過ごしています。交際中は父親の見舞いなどであまり出かけられなかったので、これから出かけられるといいなと思います。ちなみに、9月に新婚旅行に行ってきました!
Q:社会福祉の仕事の魅力は?
夫:やっぱり人とのつながりです!この仕事に就かなければ、こんなに多くのお年寄りと知り合えなかったと思うし、今の自分たちの生活があるのは、利用者の方がたのような人生の先輩たちがこれまでの時代を支えてくれたからだということに気づけなかった。この仕事に就く前はほかの職種をいくつか経験しましたが、自分がやればやった分だけ返ってくることを社会福祉の仕事を通して実感しています。
私たち夫婦がお互いを知ることになったデイサービスの現場も、デイがあることで利用者さんがご自宅で過ごすことができるのだと思うと、本当に大事な仕事だと思います。
「ありがとう」がたくさんある仕事です。
今の職場で根を下ろすことができました。資格も取れて、人生の伴侶にもめぐり合い、いいこと尽くしです♪ 実はいま、お腹に赤ちゃんも・・・。
最後に
今回インタビューはお二人揃うのが難しかったので、夫のTさんが代表して答えてくださいましたが、妻Aさんへの愛を感じ、頼もしい限りでした。おふたりは法人内の仕事を通して愛を育まれましたが、周りの職員さんたちは何となくおふたりの雰囲気は感じていたようで、公表した時には「やっぱりな♪」という反応だったそうです。
“安心して一緒にいられる”というのはおふたりとも共通で、信頼し合っている様子が伝わってきました。また、結婚前におふたりのお父様が入院された話もお聞きし、支え合って一緒に乗り越えてきた絆の強さも感じました。全員揃って結婚式を迎えられた話は胸が熱くなりました。そして何より、Tさんの仕事に対する熱い思いをお聞きし、仕事に対しても妻のAさんに対しても一生懸命な姿に、何だか元気をいただいたインタビューとなりました。いつまでもお幸せに・・・♪
ガオ
群馬県社会福祉法人希望館・児童家庭支援ホーム希望館・相談員
幼稚園教諭時代は、子どもたちと体当たりの日・・・。当時担任した子2人が教諭として戻ってきて、一緒に働けたことは私の自慢です!人生の新たな一歩とともに、今の職場である社会福祉法人希望館に勤務。「児童家庭支援ホーム希望館」という子育て相談の窓口で、相談員としてお母さま方の気持ちに寄り添っています。児童養護施設に併設されているので、毎日いろいろな発見も!そんなあれやこれや皆さまに発信して行けたらと思っています。詳細はぜひ、社会福祉法人希望館で検索してみてください。
幼稚園教諭時代は、子どもたちと体当たりの日・・・。当時担任した子2人が教諭として戻ってきて、一緒に働けたことは私の自慢です!人生の新たな一歩とともに、今の職場である社会福祉法人希望館に勤務。「児童家庭支援ホーム希望館」という子育て相談の窓口で、相談員としてお母さま方の気持ちに寄り添っています。児童養護施設に併設されているので、毎日いろいろな発見も!そんなあれやこれや皆さまに発信して行けたらと思っています。詳細はぜひ、社会福祉法人希望館で検索してみてください。