【♯福祉の食卓から】 梅雨時期のスタミナご飯
#福祉の食卓から
熊本県 執筆者 くまざくら 2019.06.28
特別養護老人ホームは、生活の多くに介護が必要な方の住まいです。私たちは、「おいしい食事はなによりのケア」という気持ちで食事をつくっています。
今年は九州の梅雨入りが遅れ、はっきりしない空模様・・
食欲も落ちそうな、こんな時期こそ楽しくご飯を食べていただきたい!栄養課の面々が知恵を絞ります。
我らが甲佐町のゆるキャラは、ニラの刀を持った「ニラ侍」。ニラが特産品なのです。そのニラをたっぷり使ったニラバーグ。そして、施設で取れた梅を使った梅ソルベ。パプリカソテーはピーラーで皮を剥き、食べやすくしてあります。
そして、サプライズプロジェクトも。
梅雨入り宣言が出た日に、お食事に傘の折り紙!!休憩中に栄養課スタッフは折り紙に励んでいたのです。
桜の丘では、「お出かけ調理員」と称して、栄養士だけでなく、調理員も食事の現場を回ります。毎日おいしいご飯を楽しんで欲しい。そこから、饅頭の日、デザートバイキング、誕生日の華やか膳、季節や行事ごとの折り紙プレゼントなど、いろいろなアイデアが実現しました。
梅雨入りも、ちょっとのアイデアで楽しくなりますよね。
くまざくら
熊本県社会福祉法人 綾友会 桜の丘
高齢者福祉施設の施設長です。趣味、関心は生活全般。おいしいものを食べること、作ること。
植物を育てること、人と話すこと、観察すること・・・。福祉の職場は、時代も価値観も違う人たちが普通に交じり合っていて、刺激的です。そんな、かなり幅広い「日常」をお知らせできたらと思います。
高齢者福祉施設の施設長です。趣味、関心は生活全般。おいしいものを食べること、作ること。
植物を育てること、人と話すこと、観察すること・・・。福祉の職場は、時代も価値観も違う人たちが普通に交じり合っていて、刺激的です。そんな、かなり幅広い「日常」をお知らせできたらと思います。